いよいよ今週末に迫った天皇賞(秋)。注目の逃げ馬・エイシンヒカリが28日に最終追い切りを終えた。今年からコンビを組んでいる武豊騎手を背に、栗東のCWコースを走った。
10/28(水)栗東CW
83.9-67.6-52.1-37.5-12.2
かかることなくスムーズに加速し、終いの仕掛けは12.2の鋭い脚を見せた。前半はややゆったりめな印象があるが、これだけでは本番どういった競馬をするのかは判断できない。逃げ馬は厳しいと言われる天皇賞秋だが、果たして逃げにこだわるのか?逆に控えるのか?控えるなら控える競馬も見てみたいという気もする。どちらにせよこれまでの逃げっぷりと鞍上が武豊ということで多くの競馬ファンの注目を集めている馬であることは確かである。
調教内容も悪くなく、叩き2線目で状態面は良さそうだ。武豊騎手が手綱を握る逃げ馬、そして毎日王冠から天皇賞秋というローテーションを組んでいることもあって「異次元の逃亡者」の異名を持つかつての名馬・サイレンススズカと何かと比較されがちだが、血統や戦績は全く違うエイシンヒカリが本番どういった競馬を見せてくれるのだろうか?興味は尽きない。