天皇賞秋の歴代勝馬は距離適性の幅が広い?

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競馬では距離適性が勝敗を左右するということは、これまで競馬を予想する上でよく言われてきたことである。スプリンターと呼ばれる馬が2400メートルのレースでも好走することはほとんどないし、逆に大幅な距離短縮の場合も同じことが言える。歴代の天皇賞秋の勝ち馬を見渡してみると、このレースの勝ち馬は距離適性の幅が比較的広いということが分かる。古い所で言えば、1990年にこの天皇賞秋を制したヤエノムテキのようなタイプがそうである。当時のスターホースであるオグリキャップが勝った1600メートルの安田記念でヤエノムテキは2着に好走し、マイラーとしての強い資質を持つ馬とされていた。しかし、1990年の天皇賞秋では内をうまくすくい、2000メートルであるこのレースを制してしまったのだ。また同レースに出走したバンブーメモリーも、オグリキャップと1600メートルのG1で僅差の勝負をした実績があったためマイルが適距離と考えられている馬だったが、3着に健闘し予想を覆す結果を見せた。

一方で、長距離血統の馬がこのレースを好走するといった事例もある。1991年に1着に入着したメジロマックィーンである。歴代のレースの中でも多くのファンの印象に残っているのではないだろうか。というのは、この後メジロマックイーンは入線後に進路妨害が原因で降着し、失格になってしまったのだ。しかし降格がなければこの馬による圧勝と言わざるを得ないレースで、当日は雨で先行馬有利になっていたという要素もあったが菊花賞や春の天皇賞を制したこの馬が2000メートルでもこれほどの強さを見せたことは強く印象に残っている。

万能型には注目

万能の距離適性を持つ馬というのは、例外的で、それだけで価値はある。普通の馬は短距離が得意とか、中長距離でいい成績を残しているとか、などと距離適性が違うが、万能型は距離適性の幅が広い。
今では日本馬の多くの馬にサンデーサイレンスの血統が見られるが、この馬も現役時代は幅広い距離を得意とする万能タイプだったと言われている。さらに母の距離適性を引き出させる特性があり、最近では追い込みのスプリンターとして記憶に新しいデュランダルから、春の天皇賞や菊花賞などの長距離G?も制したスプリンターのディープインパクトなど幅広い距離で活躍する子供達がいる。

前走までの成績が残されている場合は、距離適性をつかむことはできるが、未出走の場合は距離適性をつかむことができない。そういう時は血統を確認したり、兄弟馬の距離適性を調べたりすると良いだろう。

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