今年2016年の天皇賞秋のプレゼンターは残念ながらナシ。
昨年は俳優・モデルの東出昌大がプレゼンターを務めた。今年はどんな有名人が来るのかなと楽しみにしていたが、残念である。
さて、今年はプレゼンター不在ということでCMからサインを検索してみようと思う。
気になるのは冒頭で有村架純ちゃんが「あ、天皇賞・秋ですって??」となんともカワイイ声でスペシャルウィークが優勝した年の天皇賞秋の競馬新聞を見つけるシーン。
スペシャルウィークが優勝した天皇賞・秋は1999年に開催された第120回天皇賞・秋。武豊騎手が当時まだ30歳くらいの時の乗馬だ。3人で大掃除をしている様子のCMのようだが、こんな昔のアツい競馬新聞が出てきたら確かに競馬ファンからすれば大興奮である。
この頃のスペシャルウィークはデビューから3着内を外したことが無く、ダービーと天皇賞・春のG1を2勝している超有力馬。しかし、天皇賞・秋の前走であった京都大賞典で初めて馬券圏外の飛ぶ7着に敗れたのだ。これまで人気が2番人気以下になることがなかったスペシャルウィークだったが、この負けがあって本番天皇賞・秋では4番人気へと人気を落としてしまう。
しかし、レースでは後方から進めた最期の直線、ゴール直線で熊沢重文騎手を背にしたステイゴールドをクビ差で差してスペシャルウィークが勝利した。
スペシャルウィークが優勝した1999年の天皇賞・秋はザックリ言うとこんな感じの内容だが、この年の天皇賞・秋がサインだとすると、ローテーション的に前走負けて今回人気を落とす馬などは注意した方が良さそうだ。これまで多くの勝ち星をあげてきたが、前走負けて、今回だけ人気を落としそうな馬。今年ちょうど良くこれに当てはまる馬がいる。
エイシンヒカリだ。
デビューから怒涛の5連勝。初の重賞戦であったチャレンジカップ(G3)こそ9着に敗れたものの、その後はエプソムC(G3)、毎日王冠(G2)と重賞を2連勝。G1初挑戦となった昨年の天皇賞・秋では9着に敗れるも、その後は海外遠征し、香港の香港C(G1)、仏のイスパーン賞(G1)を制覇し、G1・2連勝を果たす。そして前走は英のプリンスオブウェールズ(G1)で6着。
海外のレースでは人気を落としているが、国内では2番人気以下にはなったことがないことを考えるとスペシャルウィークの境遇に似てなくもないか。今回の予想オッズを見てみると、前走のプリンスオブウェールズでの負けで人気を落としているようだ。
※10/24時点でのnetkeiba予想オッズ
そして何より鞍上が武豊騎手。ここも被っている。
前走が海外のレースと少々特殊ではあるが、人気を落としている今回は巻き返しに期待して買ってみても良さそうだ。
ということでサイン競馬の予想はエイシンヒカリで決定!