■サトノクラウン
ダービー後の疲れが大きく、ノーザンFに放牧していた。調教もパッとせず目立たない。もともと天皇賞秋も「間に合えば」という感じだったので、まだまだ調整段階でここではまだまだ本来の実力は発揮できないだろう。
■ダコール
手綱を握るのは三浦騎手。’14年の春にOP戦で騎乗して3着に入着した以来の騎乗。馬自体は夏の新潟記念(6着)から2ヶ月ぶりのレースとなるが、1年半ぶりにこの馬の手綱を握る三浦騎手には思い切りのある騎乗を期待したいが、状態面で不安も残る馬で十分に力を発揮できるかは不安が残る。
■ラストインパクト
夏の札幌記念(6着)以来約2ヶ月半ぶりのレースとなる。鞍上は重賞未勝利の菱田騎手。東京のコースは’13年の4月に青葉賞(G?、東京2400m)を出走して3着に入着した経験があるが、その一度のみ。久しぶりの東京で舞台はG?、重賞未勝利の騎手を背にどこまでやれるかというところだが、これといった武器もなく望みは薄いか。
■ペルーサ
8歳で年齢的にも厳しいという見方が一番の割引理由。前走は夏の札幌でOPを勝っているが、逃げての1着。天皇賞秋へ向けた走り方はイメージできているのだろうか。逃げ馬エイシンヒカリもいるので前走のようにはいかない。追い込み勝負となった時にズブさが出ている今この大舞台で勝ち負けができるかは正直不安。
■アドマイヤデウス
今年の天皇賞春(15着)からの休み明けで約6ヶ月ぶりのレース。大外の18番に休み明けで馬体重は+20kg、条件的には買えない要素の方が多い。今回は叩いて次走に向けて標準を合わせるという乗り方が予想されるが、鞍上が岩田騎手というだけで驚異ではある。一発がありそうなだけに取捨選択が難しい馬ではある。