11月1日(日)は東京競馬場・芝2000mにて「第152回天皇賞秋」が開催される。各馬の脚質、これまでの展開を加味して独自に展開を予想してみたいと思う。まずは枠順とコースから↓
枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 重量 | 騎手 |
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1 | 1 | ディサイファ | 牡6 | 58.0 | 四位洋文 |
1 | 2 | アンビシャス | 牡3 | 56.0 | M.デムーロ |
2 | 3 | サトノクラウン | 牡3 | 56.0 | C.ルメール |
2 | 4 | ダコール | 牡7 | 58.0 | 三浦皇成 |
3 | 5 | クラレント | 牡6 | 58.0 | 田辺裕信 |
3 | 6 | カレンミロティック | せん7 | 58.0 | 福永祐一 |
4 | 7 | ラストインパクト | 牡5 | 58.0 | 菱田裕二 |
4 | 8 | ラブリーデイ | 牡5 | 58.0 | 浜中俊 |
5 | 9 | エイシンヒカリ | 牡4 | 58.0 | 武豊 |
5 | 10 | ペルーサ | 牡8 | 58.0 | 柴山雄一 |
6 | 11 | ワンアンドオンリー | 牡4 | 58.0 | 内田博幸 |
6 | 12 | ダービーフィズ | 牡5 | 58.0 | C.デムーロ |
7 | 13 | ヴァンセンヌ | 牡6 | 58.0 | 横山典弘 |
7 | 14 | ステファノス | 牡4 | 58.0 | 戸崎圭太 |
7 | 15 | ショウナンパンドラ | 牝4 | 56.0 | 池添謙一 |
8 | 16 | イスラボニータ | 牡4 | 58.0 | 蛯名正義 |
8 | 17 | スピルバーグ | 牡6 | 58.0 | 北村宏司 |
8 | 18 | アドマイヤデウス | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 |
東京芝2000m(左回り)は、スタート地点から最初のコーナーまでの距離が短く、急激に左に曲がることから短い期間の中での先行争いがポイントとなる。よって内枠の先行馬はかなり有利になる。
今回のメンバーの中で注目される逃げ馬・エイシンヒカリは5枠9番と真ん中で、逃げやすい位置にいる。まずエイシンヒカリがハナをきっていくので間違いはないだろう。それを追うかたちでどの先行馬が出て行くかだが、内目で出ていきそうなのはディサイファ、クラレント、カレンミロティックあたりで、エイシンヒカリの内隣のラブリーデイがその後ろの4?5番手に付くようなかたちが予想される。近走では出遅れが目立つアンビシャスもスタート良くきれれば同じような位置で追走しそうだ。
外のメンバーだが、被さるようなかたちでワンアンドオンリー、ショウナンパンドラ、イスラボニータあたりが寄るもすぐに最初のコーナーに差し掛かり、ダコール、サトノクラウン、アドマイヤデウスを引き連れて中団グループを形成するかと思われる。これのさらに後ろが後方組で、ダービーフィズ、ヴァンセンヌ、ラストインパクト、ステファノス、スピルバーグ、ペルーサという図を予想してみた。
序盤は上のような図での展開を予想。見やすいようにあえて画像は縦長になっているが、エイシンヒカリのペースコントロールによっては馬群は横に広がるだろう。ただエイシンヒカリは今回かなりマークされるだろうし前走のように楽に逃げさせては来れないだろう。データ的にはハイペースになりやすいレースでそうなれば逃げ切りるのは至難の業だ。最終コーナーから直線へかけてどの馬がどこで仕掛けてくるかもペースによって変わってくる。スローにもっていくのは厳しいだろうし、おそらく平均ペースくらいではなかろうか。
ちなみに筆者が注目しているのは1番のディサイファと15番のショウナンパンドラなのだが、この2頭が最終コーナーから直線にかけてどこで仕掛けてくるかが見ものだ。東京2000mは最期の直線が約530mと長く、途中に高低差2mの急坂があり非常にタフな直線だ。上記で記したような展開だと前で競馬を進めるディサイファと中団からのショウナンパンドラのディープインパクト産駒同士の対決という構図になる。昨年の天皇賞秋ではスタートから掛かるは直線でも飛び跳ねるは前が詰まるはで12着と大敗を喫したディサイファがリベンジを果たすのか?それとも紅一点のショウナンパンドラがキレ味抜群の鬼脚を披露してブエナビスタ以来の牝馬優勝を果たすのか?今から興味は尽きない。
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