今年の有馬記念を最期に引退が予定されているゴールドシップ(牡6)の動向が気になる競馬ファンも多いのでは。
今現在は滋賀県内の吉澤ステーブルWESTにて放牧中である。走れるレースも残すところ走れてあと2レースだ。天皇賞春(G?、京都)ではゲート入りを散々拒んだ挙句に圧勝し、続く宝塚記念(G?、阪神)ではすんなりゲートに入ったと思えばスタート直前で暴れて2秒も出遅れる始末。散々世間を賑わせたゴールドシップだが来年は走る姿も見れないのかと思うと何だか寂しいものである。
天皇賞春と宝塚記念の一件もあってゴールドシップは次走までにゲートの再審査を受けてこれに合格する必要がある。頭の良い馬だからおそらくゲート審査はすんなり合格するであろう。問題はその後で、この馬の場合は審査で合格しようがなんだろうが当日走るまでは何をしでかすか全く分からない・・・。
しかしだからこそどうしても気になってしまう馬でもある。今後の予定としては10月10日には栗東のトレーニングセンターへ帰厩する予定で、ゲート再審査や今後の詳しいローテーションに関してはそれ以降の発表になるだろう。順当に事が進めばおそらくは11月1日に開催される天皇賞秋(G?、東京)へと向かう予定だ。その後は有馬記念へ出走し、引退となる。
この馬の種牡馬としての活躍も今から非常に楽しみではあるが、残り僅かのレースでどんな走りを見せてくれるのか今から楽しみで仕方ない。